元刑事“インターホン押し強盗”の対処法を解説「犯罪者が一番嫌がる」ポイントを伝授

元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏が28日、TBS系「ひるおび」(月~金曜午前10時25分)にリモートで生出演。インターホン越しに危険を感じたときの対処法について解説した。 26日午後4時ごろ、佐賀県伊万里市の住宅街で母娘の自宅が襲われ、40代の娘が刺殺され、70代の母がけがをした。 事件は、インターホンが鳴って母が玄関を開けたところ、男が金品を要求して脅されて襲われた。母親によると娘が最初に刃物のようなもので傷つけられ、母親は隣家に駆け込んで逃げた。警察に通報し、約10分後、警察官が現場に到着しると、娘が玄関で倒れていてその場で死亡が確認された。 27日夜、現場近くに住むベトナム国籍の男が逮捕された。男は「何も話したくありません」と容疑を否認しているという。 逮捕の決め手になったのは、インターホンのカメラにマスク姿で男が訪問した様子が残っていて容疑者を特定できた。 恵から「夏休みの期間中なんですけれども、インターホンでね、なにやら危険な人物が来たときにどういう風に対応すればいいんでしょうか」と問われた。 佐々木氏は「玄関のドアは開けずにインターホン越しで対応すること。機械が応答してくれるサービスや女性の声を男性に声に変える機能があるインターホンもあるので活用してほしい。インターネットでつないで外出中の家族が携帯電話で対応できる場合もあるので参考にしてもらいたい」とした上で「高齢者独り暮らしでも、僕みたいな中年の男が出るという偽装もできる。それと録画機能付きは取り付けてほしい。録画機能は作動しているときに録画をしていることを相手に伝えることができる。犯罪者は顔を撮られるのを一番嫌がりますので、防犯対策を強化してもらいたい」と話した。

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