警察官になりすまし、高齢者からキャッシュカードや現金を盗んだなどとして、コンゴ民主共和国国籍で自称・格闘家の男が逮捕・起訴されていたことがわかりました。 逮捕・起訴された、コンゴ民主共和国国籍で自称・格闘家のレバナ・ゾンギア・エゼキエル被告(23)は、今年4月、警察官になりすまし、堺市に住む80代の女性からキャッシュカード3枚を盗んだ上、現金122万円を引き出した罪に問われています。 警察によりますと、エゼキエル被告は、堺署の警察官をかたり、ニセモノの名刺には偽名とともに「捜査二課犯罪対策室」などと実在しない部署名が書かれていました。 警察は、東京都などで起きた同じような手口の4つの窃盗事件についてもエゼキエル被告の関与を裏付け、きょうまでに追送検しました。 エゼキエル被告は日本育ちで、いわゆる「闇バイト」に応募したとみられ、調べに対し、容疑を認めているということです。