2024年、三好市のトンネルで大きな落書きが見つかった事件で、神奈川県の男が器物損壊の罪で罰金の略式命令を受けていたことが分かりました。 男は2025年1月、皇居でも落書きをしていました。 トンネルに描かれた大きな猫のような落書き。 この落書きは2024年10月、三好市池田町と香川県三豊市を結ぶ国道32号の新猪ノ鼻トンネルで見つかりました。 捜査関係者によりますと、県警がトンネルを管理する国交省から被害届を受けて捜査した結果、2025年5月、神奈川県の40代の男を、トンネルの壁面に落書きしたとして、器物損壊の疑いで書類送検しました。 その後、男の居住地を管轄する相模原簡易裁判所が、罰金20万円の略式命令を出しました。 男は捜査段階の調べに対し、「落書きではなくアート」などと話していたということです。 また、男は2025年1月、新年の一般参賀が行われていた皇居の公衆トイレに落書きをしたとして皇宮警察に逮捕され、その後、罰金刑を受けた人物でした。