【沖学園暴行問題・後編】「なぜ彼を雇った?」書類送検された“レゲエダンサー寮長”のヤバすぎる素顔

福岡県にあるスポーツ名門校である沖学園高校で起こった暴行事件。警察は3人の生徒への傷害容疑で、30代の元寮長X氏が書類送検した。 学生たちが生活基盤としている“寮”は、もう一つの家族というべき場所。その逃げ場のない世界での暴行事件が繰り広げられたのだ。 野球部に所属するA君とB君はX氏に頭を掴まれ、お互いの頭を強くぶつけ合わされ、全身を殴る蹴るの暴行を受けた。また、ゴルフ部に所属するC君は、近距離からタンブラーを投げつけられ、右目横を直撃。血が大量に流れ、数ミリずれていたら失明していた可能性がある。 そのほかにも暴言や暴行をされた寮生たちがいたという。まさに寮内を恐怖で支配していたX氏だが、もうひとつの顔がある。それはプロのダンサーという一面だ。 博多の音楽事情に詳しい芸能関係者は、 「X氏がメンバーとして活動するバンドは、博多を中心に活動していますが、今年は九州や中国地方を中心に海外も含め12ヵ所のツアーをするなど、レゲエやファンク好きな人の間ではかなり人気ですよ。X氏のアグレッシブなパフォーマンスにファンも多かったので、逆に彼が沖学園の寮長をしていたということの方が驚きですよ」 と話す。バンドのHPには、確かにキレキレのダンスを披露するX氏の姿が見られる。 沖学園のダンス部でX氏はダンスを教えており、生徒の間でもダンサーであることを知っている人はいたようだ。昨年8月に福岡県内で行われたダンスフェスタでダンス部が披露したダンスに、X氏がかかわっていることが記載されている。

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