部下の土木作業員の男性を精神的に支配か 10時間にわたり正座を強要・暴行加えけがさせた疑い 53歳土木業の男ら2人を再逮捕

去年10月、福岡県田川市の自宅で47歳の土木作業員の男性に約10時間にわたって正座を強要したうえ、木の棒で足を複数回殴るなどの暴行を加えてけがをさせたとして53歳の土木業の男ら2人が再逮捕されました。 土木業の男は同じ土木作業員の男性などに対する2件の傷害事件ですでに逮捕・起訴されています。 傷害と強要の疑いで再逮捕されたのは福岡県田川市千代町に住む土木業・村坂郁夫容疑者(53)と福岡県直方市上境に住む建設作業員・吉田哲真容疑者(21)です。 村坂容疑者ら2人は (1) 去年10月26日午後4時半ごろから翌27日午前2時半ごろまでの約10時間にわたり自宅で一緒に暮らす土木作業員の男性(当時47)に危害を加える旨を告知して脅し正座をさせ続けた疑い (2) 同じ時間場所で土木作業員の男性に木の棒で足を複数回殴るなどして全治3週間のけがをさせた疑い が持たれています。 村坂容疑者は、同じ土木作業員の男性などに対する2件の傷害事件ですでに逮捕・起訴されていて、一連の事件は去年11月に土木作業員の男性が病院に救急搬送された後、死亡したことをきっかけに発覚しました。 亡くなった土木作業員の男性は、村坂容疑者の下で働き始めた後、仕事のミスよるものとされる借金を抱え、おととし10月ごろから村坂容疑者の自宅で暮らすようになったとみられています。 一連の事件は村坂容疑者が首謀したとみられていて警察は村坂容疑者が土木作業員の男性を日常的な暴力により精神的に支配していたとみて他の余罪についても調べています。

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