山梨県甲府市の男性2人が警察官をかたった電話詐欺やSNS型投資詐欺の手口で、合わせて4150万円をだまし取られました。 ことし8月、甲府市の70代の男性宅に警察官や検察官をかたる男から、逮捕した犯人が「あなたから携帯電話を買って1400万円を渡したと言っている。確認する必要がある」などと電話がありました。 その後、男性宅に連絡用の携帯電話が届き、男性は男からの指示で自宅近くの駐車場に520万円を置いたほか、新たに作らされた金融機関の口座の情報を男に伝え、約1674万円を送金したということです。 男らは男性に10月1日までに確認が終わり返金すると説明していましたが、連絡が取れなくなり、被害に気付きました。 一方、同じく甲府市では、50代の会社員の男性がSNS型投資詐欺の手口で、約2000万円をだまし取られました。 男性は勧められた投資運用サイトで利益が出ていたように表示されていたことから、出金しようとするまで、被害に気付きませんでした。 警察が詐欺事件として調べています。