仙台市内の公園で車止め用のポールなどを盗んだとして、57歳の会社員の男が再逮捕された。男はすでに別のスポーツ施設での窃盗事件で起訴されている。 再逮捕されたのは、仙台市青葉区に住む会社員の男(57)。警察によると、男は今年5月12日から8月13日ごろにかけて、仙台市宮城野区内の公園で、ステンレス製の車止めポール2本と南京錠2つ(計5万9千円相当)を盗んだ疑いがもたれている。 男は「私がやったと思います」と容疑を認め、「生活費や借金返済に充てた」と供述しているという。盗んだポールは、県内の産業廃棄物買い取り業者に持ち込み、換金していたとみられる。 手口は、工具などを使わずにポールを揺すって南京錠を破壊するというもの。仙台市内ではこれまでに52カ所の公園で計136本のポールがなくなっており、被害総額は約820万円にのぼる。 男は取り調べに対し、「少なくとも50カ所から盗んだ」とも話しており、警察が裏付け捜査を進めている。