「匿名掲示板でも逮捕はあり得る」SNSで女性の個人情報をさらす…名誉毀損で男を逮捕 あなたは大丈夫か?警察の見解を聞いた(山形)

山形県で、SNSに女性の個人情報をさらし名誉を毀損したとして、会社員の男が逮捕されました。男は面識のある女性の情報をインターネット上で誰もが見られる状態にしたとされています。 警察はTUYの取材に対し「誰もが見られる場所に個人情報を書き込めば、場合によっては逮捕の対象に十分なり得る」との見解を示しました。 便利に情報を送受信できるがゆえに、勢いで誤った使い方をしてしまうリスクをはらむインターネット。無法地帯と言ってもいいほど様々な情報があふれ、書き込みがされています。 しかし被害者が一歩を踏み出せば事件化されることもあるのだということを、ユーザーは認識する必要がありそうです。 ■ちょっとしたトラブルから事件に? 女性の個人情報をSNSに掲載するなどして名誉を傷つけたとして、10月9日、会社員の男が警察に逮捕されました。 名誉毀損の疑いで逮捕されたのは、高畠町福沢の会社員の男(51)です。 警察によりますと男は、10月4日の午後9時ごろ、置賜地方に住む50代女性の名誉を傷つけようと考え、SNSの投稿欄に女性の実名や勤務先などに関する情報を掲載した上、名誉が傷つく内容を投稿し、不特定多数の人が閲覧できる状態にしたものです。こうした行為が女性の名誉を毀損したとされています。 通報を受けた警察が調べを進め、男の犯行だとわかり、警察が10月9日の午後2時37分に南陽署で逮捕しました。 この男女間には面識がありました。動機について警察は「捜査中」としています。 ■女性の知人が目にした「個人情報」 書き込み発覚の経緯は、女性の知人が目にした個人情報でした。逮捕された男は、女性の個人情報、なんと実名と勤務先などが含まれた情報をインターネット上にアップしたのです。 書き込みについて詳細は明らかにされていませんが、女性の名誉を傷つける目的があったとされていて、書き込み内容も同様に「名誉を傷つけるもの」だったということです。

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