【特殊詐欺】警察名乗る女に「詐欺に加担している容疑がかけられている」と言われ…30代男性が50万円被害 青森・弘前警察署発表

弘前警察署によりますと、10月19日、青森県内に居住する30代男性が仕事中、使用するスマートフォンに、+1877から始まる電話番号から着信があり、警視庁の警察官を名乗る男から、 ・北海道警察で捜査している詐欺事件の容疑者として浮上しているので担当者に繋ぐ。 などと言われました。 すると、北海道警察のサトウと名乗る女に電話が代わり、 ・詐欺事件の主犯格を逮捕したところ、あなた名義のキャッシュカードを持っており、詐欺に加担している容疑がかけられている。 と言われ、以降、Zoomによるビデオ通話を指示されました。 その後ビデオ通話で、警察官の制服様を着用したサトウから、警察手帳を示された上、 ・身の潔白を証明するため、資金を調査する必要がある。 ・明日以降、1日50万円ずつ指定口座に振り込むように。 ・容疑が晴れれば全額返金する。 などと言われたことから、10月20日、サトウの指示で、Zoomを繋いだ状態で県内金融機関のATMに行き、指定された大手金融機関の個人名義口座に現金50万円を振り込みました。 振込後、スマートフォンの着信履歴を確認したところ、電話番号の位置情報が外国となっており、詐欺であることに気付いたということです。 警察は捜査で国際電話を使ったり、ビデオ通話を使用することはないと注意を呼びかけています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする