ニセ電話詐欺で受け子と回収役逮捕「闇バイト」か

福岡県内で発生したニセ電話詐欺事件で、息子などを装って現金をだまし取ったとして、受け子の男らと回収役の男が24日までに逮捕されていたことがわかりました。 「闇バイト」による犯行だと見られています。 警察によりますと、糟屋郡志免町の溶接工・大熊凌平容疑者(27)は、共謀して今年6月、息子などを名乗って「お金を出してほしい」などとうその電話をかけ、県内に住む4人から、あわせて400万円をだまし取ったなどの疑いが持たれています。 大熊容疑者は回収役とみられていて、受け子役としてすでに逮捕・起訴されている筑後市の塗装工・森山雪那容疑者(20)や、家裁送致されている少年3人から、福岡市博多区の家電量販店のトイレなどで、顔を合わせないように現金を受け取っていたということです。 警察の調べに対し、5人はいずれも容疑を認めていて、「遊ぶ金が欲しかった」などと話しているということです。 5人のほとんどがSNSを通じて集められた「闇バイト」で、警察は詐欺グループの実態解明に向け、詳しく調べる方針です。

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