前科者たちが集められた「元受刑者特別支援プログラム」を舞台に、人生のやり直しをかけた人々の姿を描く、カンテレ×FODドラマ「地獄は善意で出来ている」(木曜深夜0:15/関東・関西ローカル=カンテレ制作、フジテレビでは木曜深夜0:45)。 主人公を演じるのは、カンテレドラマ初主演となる超特急の草川拓弥。複雑な生い立ちから他人を信用できない青年・高村樹を演じる。そして、明るく人懐っこい性格ながらドラッグパーティーで逮捕された過去を持つ小森琥太郎役に高野洸。施設での共同生活を通して、最初は距離のあった参加者たちが次第に絆を深めていく様子が描かれる本作。しかし、その裏では残酷なわなが待ち受けていた。 第3話の放送を終え、物語はそれぞれの素顔が見え始める頃。撮影の裏側や現場エピソード、作品に絡めて聞いた2人の素顔がのぞける質問、そして物語が深まる中盤以降の見どころまで、飾らない言葉で作品への思いを語ってくれた。 ──本格的な共演は今回が初めてだそうですが、お互いの印象はいかがですか? 草川 「前にお仕事でご一緒したことはあったんですけど、もう何年も前で、何の現場だったかも思い出せないくらい前なんです(笑)。だから、今回がちゃんと話したのは初めてで。でも、見た目の印象は全然変わっていないと思いました」 高野 「僕も同じです。だいぶ前にご一緒していて、“久しぶり”という感じでした。グループで活動されている時のクールな印象が強かったんですけど、実際に話してみたら落ち着いていて、すごくフレンドリーな方だなと。クールなんですけど、ちゃんと優しく声を掛けてくれるので、話しやすいんです」 ──草川さん、現場では“みんなと楽しく話そう”という意識があったんですか? 草川 「特に意識していたわけではないのですが(笑)。でも同世代が多い現場なので、自然と会話が弾むというか。主演の僕が無理に引っ張らなくても、みんなが明るくて、和やかな空気で撮影できていますね」