12月の舞台出演が明らかになった俳優の新井浩文(46)は、刑務所収監時に経験した〝ムショトーク〟を今後、明かしたい意向のようだ。 新井は12月28日、東京・下北沢のザ・スズナリで上演される舞台「日本対俺2」に出演する。2018年7月に事件を起こして19年2月に逮捕されて以来、約6年10か月ぶりの表舞台になる。 これに先駆けて新井は今年9月、X(旧ツイッター)を開設した。当初は本当に本人のアカウントなのか判別がつかなかったが、今月6日に当該アカウントで「日本――」への出演を告知するなど、投稿が本格化。複数の関係者によれば、本人のアカウントで間違いないという。 新井は強制性交事件によって20年12月、懲役4年の実刑判決が確定し、刑務所に収監された。Xではたびたび、その刑務所での生活を明かしている。 今月8日には「刑務所行って最初の特食は『キャベツ太郎』でした」と告白。刑務所では祝日などに併せて収容者に特別食が提供されており、新井は有名スナック菓子「キャベツ太郎」を支給されたようだ。 今月16日には「ポストアクティビティを見たら、皆さんが刑務所話しに興味あるのがよく分かる」と投稿した。ポストアクティビティとは、自身の投稿に対するネットユーザーからのインプレッション数(表示回数)などを確認できる機能。 同日には「うちも言いたい。が、炎上する事間違いないので、非常に柔らかい特食などでおさえてる」「ロフトとかでイベントやれそうならやりたいなー」と連続投稿した。〝アングラの聖地〟である東京・新宿区歌舞伎町のライブハウス「ロフトプラスワン」でのイベント開催を希望しているようだ。 ちなみに新井はかねてドラマや映画への出演で宣伝インタビューなどに答える際、一人称は「うち」を使っており、Xでも自身を「うち」と称している。 事件前はバラエティー番組への出演を敬遠していたことで知られるが、忌憚のないトークは業界で定評があった。〝ムショトーク〟を展開すれば、コアなファンを獲得できそうだが、果たして――。