東大病院の医師の男(53)を収賄容疑で逮捕 医療機器メーカーに便宜図り約68万8000円を受け取ったか

東京大学医学部付属病院の医師の男が、特定のメーカーの医療機器を使う見返りに現金を受け取ったとして警視庁に逮捕されました。 収賄の疑いで逮捕されたのは、東京大学医学部付属病院の医師・松原全宏容疑者(53)です。また、医療機器メーカー「日本エム・ディ・エム」の元社員・鈴木崇之容疑者(41)が贈賄の疑いで逮捕されました。 松原容疑者は「日本エム・ディ・エム」が販売する整形外科用の医療機器を使用するなどの便宜を図った見返りに、病院の口座に寄付金名目で2回にわたって、あわせて80万円を振り込ませ、このうちおよそ68万8000円を受け取った疑いがもたれています。 警視庁は認否を明らかにしていません。 松原容疑者は受け取った現金を私的なパソコンの購入などに充てたとみられ、警視庁が詳しい経緯を調べています。

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