性風俗店の女性従業員に売春する場所を提供したとして、神奈川県警は2日、東京都港区六本木3、会社役員、国本健容疑者(53)を売春防止法違反容疑で逮捕した。県警は、国本容疑者が東京や横浜、川崎で9店舗のソープランドを経営し、1年間で約40億9870万円を売り上げていたとみている。 逮捕容疑は11月17日、店長や従業員と共謀して、川崎市川崎区堀之内町のソープランド2店舗で女性従業員が売春することを知りながら個室を提供したとしている。容疑を否認しているという。 県警は11月17日に2店舗を家宅捜索して、店長ら3人を同容疑で逮捕していた。県警生活保安課によると、店舗では大規模スカウトグループ「アクセス」が紹介した女性が働いていたとみられる。【横見知佳】