盗撮容疑で逮捕の徳島県議が辞職 公明は30年ぶり1人会派に

派遣型性風俗店の女性従業員の裸などを盗撮したとして、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで警視庁に逮捕された古川広志・徳島県議(64)=徳島市=が辞職願を提出し、5日の県議会本会議で許可された。 古川元県議は11月29日に逮捕され1日に保釈されていた。同日付で公明党を除名されて、辞職願は4日夜に同僚県議を通じて提出された。5日の本会議では議長と欠席者1人を除く35人の県議全員が起立し、反対者はいなかった。 古川元県議は徳島県議会で梶原一哉県議と会派「公明党県議団」を構成していたが、公明党県議団は1人会派となった。公明党は徳島県議会で長らく2議席を確保し続けてきたが、党所属の県議が1一人となるのは、1994年8月に現職県議死去に伴い、翌95年4月の県議選まで、1人になった例以来、約30年ぶりとなる。【植松晃一】

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