怖っ‼自宅がバレている…警察官かたる『特殊詐欺』多発 知らない番号、不安を煽る電話に騙されないで

警察をかたった特殊詐欺が全国で相次いでいます。8日、不審な電話を受けたという男性がとった行動とは? 警察をかたる男 「私たちが捜査しているのは、●●さんに対して被害届が出ているんです」 男性 「僕が加害者ってことなんですか?」 警察をかたる男 「はい、そうです」 これは8日、神戸市内に住む男性が受けた電話の、実際の音声です。 男性 「電話番号が怪しいと思って、ボイスレコーダーで録音を開始しました」 画面に表示されていたのは、怪しい国際電話の番号です。 警察をかたる男 「第三者がいない静かな環境を維持していただいて、お話をすると」 男性 「お名前、何とおっしゃってました?」 警察をかたる男 「私は生活安全課です」 男性 「お名前は?」 警察をかたる男 「マツシタと申します」 静岡県警の生活安全課に所属する『マツシタ』を名乗る男は、周囲に誰もいないことを念押ししたのち、男性に質問を続けます。 静岡県警・生活安全課『マツシタ』を名乗る男 「ここ3~5年以内で、ご自身の身分証やキャッシュカードといった個人情報にまつわるものをなくしたり、盗まれたりしたことはありますか?」 男性 「記憶はないですね」 男によると、詐欺グループの主犯格の家宅捜索をしていたところ、男性のキャッシュカードが見つかったといいます。 静岡県警・生活安全課『マツシタ』を名乗る男 「いまの状況で、静岡県警は●●さんが詐欺グループの資金洗浄に加担しているんじゃないかと」 不審に思った男性は、男と電話をつないだまま、近くにある警察署に向かい、警察官に『詐欺』だと訴え、音声を聞かせました。そして。 静岡県警・生活安全課『マツシタ』を名乗る男 「インターネットで買い物とか何か…」 本物の警察官 「もしもし? 誰ですか?」 男性 「あー切られた」 10分ほどの通話ののち、電話は切られました。 男性 「(実際の)住所を言われたときは、さすがにびっくりしました。住所が漏れていたのが1番怖いですね」

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