松山地検は12月15日、10代の女性にわいせつ行為をした疑いで逮捕・送検されていた、愛媛県松山市の放送局「南海放送」のグループ会社の元契約社員の男性(33)を、不起訴処分としました。 男性は8月21日午前3時頃、松山市内の路上を歩いて帰宅していた女性に、後ろから抱きつくなどわいせつ行為をしたとして、不同意わいせつの疑いで11月14日逮捕され、16日に送検されていました。 捜査を進めていた松山地検は、罪名を「不同意わいせつ」から、「傷害」と「県迷惑行為防止条例違反」に変更したうえで、15日付けで男性を不起訴処分としました。 処分理由については「証拠関係に照らして」としています。 男性は逮捕後の11月19日、勤務先の「RNBコーポレーション」を懲戒解雇されています。 同社は「被害者をはじめ、関係者に改めてお詫びします。今後、同種の事案を二度と起こさないよう、再発防止策を徹底する」とコメントしています。