交友広く、慕われる存在 河嶋さん友人ら「信じられない」 東京・大田区男性遺体

東京都大田区のマンションで、遺体で見つかった音響設備会社社長河嶋明宏さん(44)は交友関係が広く、周囲から慕われる存在だった。 友人らは「恨まれる人ではなかった」「信じられない」と悔しさをにじませた。 友人らによると、河嶋さんは同区出身で、父親から引き継いだ港区新橋にある同社を経営。知人からは「あきちゃん」「あきさん」と呼ばれ、親しまれていた。現場となった自宅では保護された猫2匹を飼い、SNSにもたびたび投稿していた。 河嶋さんと逮捕された山中正裕容疑者(45)は小中高校の同級生で、共通の友人という40代の男性は、2人が一緒に飲みに行く姿を見掛けたこともあった。「トラブルを抱えている様子もなく驚いた」と落ち込んだ様子で話した。 3~4年ほど前からの知り合いという塗装業の浜崎建作さん(50)は、仕事の話をすることもあったが「困りごとは聞いたことがなかった」という。事件発覚前日にも新年のあいさつをSNSで送り合い、1月下旬の河嶋さんの誕生日には、本人のリクエストで掃除機を贈る予定だったという。「気持ちの整理ができない」と話した。 「仕事人で兄貴みたいな心の大きい人」。15年来の友人で一緒に旅行をする仲だったという男性(37)は、仕事の相談に的確なアドバイスをくれる河嶋さんを頼りにしていたといい、「冗談だったらいいのに」と悔やんだ。 飲み仲間だったという飲食店店主の男性(44)も、トラブルなどは聞いたことがなく、「酒とダーツが趣味。猫好きで、すごく明るい人だった」と振り返った。 一方、別の飲食店店主は「会社をどうしたら大きくできるか」と話していた姿を覚えている。昨年5月ごろには、「手を焼いている従業員がいる」と相談されたこともあったという。

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