特検、尹錫悦前大統領に死刑求刑…「反省なし、重刑宣告されるべき」

内乱首謀容疑で法廷に立たされた尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領に死刑が求刑された。2024年12月3日の非常戒厳宣布から406日での求刑だ。 ソウル中央地裁刑事25部(チ・グィヨン裁判長)の審理で13日に行われた尹前大統領ら8人に対する内乱事件の結審公判で、チョ・ウンソク特別検察官(特検)チームは尹前大統領に死刑を宣告するよう裁判部に求めた。内乱首謀の刑量は死刑、無期懲役、無期禁固のみだが、特検チームは減刑の要素はないとして死刑を求刑した。パク・オクス特検補は「尹前大統領の戒厳宣布は憲法擁護および国民の自由増進の責務に背いたもの」だとして、「被告人は反省していない。情状酌量の理由はなく、むしろ重刑が宣告されるべきで、最低刑も適切でない。法定刑で最低刑ではないものは死刑しかないため、被告人尹錫悦に死刑を求刑する」と述べた。 元大統領が法廷で死刑を求刑されたのは憲政史上2度目。検察は1996年8月5日、この日尹前大統領の結審公判が行われたソウル中央地裁417号大法廷で、元大統領全斗煥(チョン・ドゥファン)氏に12・12軍事反乱、5・18光州(クァンジュ)民主化抗争の流血鎮圧などの責任を問い、死刑を求刑している。容疑も内乱首謀で同じ。 特検チームはまた、「内乱のナンバー2」キム・ヨンヒョン前国防部長官に無期懲役を求刑した。特検チームのチャン・ジュンホ検事は「被告人は単なる加担者ではなく、首謀者と変わらない地位」だったとして、「権力独占と長期政権のための非常戒厳宣布事項を緻密に計画した」と述べた。続けて「証拠を隠滅した。法廷でも支持者を扇動しつつ詭弁(きべん)を並べ立て、法廷を侮辱し、騒動を傍観することで法治主義への信頼を傷つけた。責任は重大であり、酌量の事情はないため、厳重な処罰は不可避だ」と付け加えた。 これで、長期にわたる捜査と裁判の末、非常戒厳宣布から1年以上経過してようやく、内乱容疑の被告人に対する一審判決が言い渡されることになる。尹前大統領の逮捕妨害容疑などの事件の一審判決は、16日に言い渡される。すでに特検チームは、尹前大統領に懲役10年を求刑している。内乱首謀者ほう助の疑いで在宅起訴されたハン・ドクス首相の一審判決は21日に言い渡される。報道機関への電気と水の供給の遮断を指示して内乱重要任務従事の疑いで拘束起訴されたイ・サンミン前行政安全部長官は、来月12日に一審判決が言い渡される。二人に対する特検の求刑はいずれも懲役15年。 パク・チヨン、チョン・ファンボン記者 (お問い合わせ [email protected] )

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