互いの車の通行を妨害しようとして事故を起こし、一方の車に乗っていた女性を死亡させたとして滋賀県警高島署は14日、滋賀県草津市笠山3の会社員、小林史欣(ふみよし)容疑者(60)と滋賀県高島市安曇川町西万木の会社員、中川順容疑者(51)を危険運転致死傷(通行妨害目的)容疑で逮捕した。 同署によると昨年9月3日午後3時半ごろ、高島市安曇川町四津川の片側1車線の県道で、小林容疑者が運転する軽自動車が対向車線に出て、前を走る中川容疑者の普通自動車を追い越そうとした。しかし、中川容疑者が加速して追い越しができず、両車は互いに幅寄せをし合って衝突事故を起こし、小林容疑者の車は道路左の柵に衝突。後部座席に乗っていた妻明子さん(当時55歳)が頭を強く打って死亡し、両容疑者もけがをした。 容疑について小林容疑者は「事実は違うと思う。相手が悪いと思います」と否認し、中川容疑者も「妨害の目的はなかった。私は被害者です」と否認しているという。【礒野健一】