公衆の面前でキス、女性2人逮捕 ウガンダ

【AFP=時事】東アフリカ・ウガンダの警察は24日、世界で最も厳しいとされる2023年反同性愛法に基づき、公衆の面前でキスをした容疑で女性2人を逮捕したと明らかにした。 ウガンダの反同性愛法は、合意に基づく同性間の性行為の最高刑を終身刑と規定。「加重同性愛」は死刑を科される可能性もある。 2人はいずれも20代で、首都カンパラの北約450キロに位置する北西部の都市アルアで、近隣住民からの通報を受けて逮捕された。 2人は2月18日から弁護人なしで勾留されている。 地元警察のジョセフィン・アンギシア氏はAFPに対し、「近隣住民が警察に通報し、2人の女性が同性愛行為をしており、公衆の面前でキスをしているのを目撃したと訴えた」と語った。近隣住民は2人がキスをしている証拠の写真も提出したという。 「多くの女性が2人のワンルームマンションに入り、そこで一夜を過ごすのをされており、同性愛者の乱交パーティーが行われているのではないかと近隣住民は疑っていた」とアンギシア氏は付け加えた。 アンギシア氏によると、この事件は「指導と出廷の可能性」があるとして州検察に送致された。 人権活動家フランク・ムギシャ氏はX(旧ツイッター)で2人の逮捕を非難し、本件は反同性愛法の下で被害者が直面する「厳しい現実を浮き彫りにする」ものだと述べた。 「脅迫と恐喝の危険な連鎖を助長している。犯罪者たちは今、この法律を武器にLGBTQ+(性的少数者)コミュニティーを食い物にしている。被害者たちは恐怖におびえ、保護を求めることができないからだ」と付け加えた。 ウガンダは保守的な国で、国民の大部分はキリスト教徒だ。 反同性愛法は、人権活動家だけでなく、国連や西側諸国からも非難された。世界銀行はウガンダへの資金援助を停止したが、2025年半ばに再開した。【翻訳編集】 AFPBB News

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