漫画『出産から5カ月で夫がいなくなりました』は、産後に夫が大麻所持で逮捕されるという衝撃の実体験を描いたコミックエッセイだ。今回は住まいの確保に奔走した当時の心境について作者のReina(@Reina770)さんに話を聞いた。 ■理不尽な叱責と生活の不安、どん底のワンオペ育児 夫のヤマトが逮捕され、住む場所も失おうとしていた妻のレイナ。幼い息子のリウくんと風呂に入りながら今後の生活費を思って暗澹(あんたん)たる気持ちになる。夫の不祥事は仕事にも影を落としていた。派遣会社へ謝罪に赴いたレイナに対し、担当者は「会社の信用に関わる」「旦那さんのことを見ていなかったのか」と心ない言葉を浴びせる。ひたすら頭を下げるしかないレイナを救ったのは、派遣先の支配人だった。 ■差し伸べられた救いの手と、見え始めた再起への道 支配人はレイナの仕事ぶりを評価し、契約更新を告げる。さらに会社で使っていない寮の提供まで申し出てくれたのだ。住居という最大の不安が解消され、レイナは急いで荷造りに取りかかる。警察署での面会を経て、離婚後の生活という途方もない課題が山積していたが、地道に一歩ずつ進むしかなかった。親に頼る選択肢も視野に入れつつ、「意地でも物件を見つける」という強い覚悟で動いていた当時のレイナにとって、この支援は大きな転機となった。 ■保釈決定がもたらした希望と、離婚への揺るぎない決意 そんな折、弁護士の牧さんから「保釈の審査が通った」との知らせが入る。今後の段取りを具体的に組めるようになったことで、レイナは「やっと道が見えてきた」と再起への意欲を強くした。育児と書類手続きに追われる過酷な日々は続くが、ヤマトとの関係に区切りをつけ、離婚を視野に入れた新しい生活が本格的に始まろうとしていた。家族の未来はどう変わっていくのか。逆境に立ち向かう一人の女性の姿から目が離せない。 ※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。