10代の男性を監禁したとして「神の取次者」を自称する男らが逮捕された事件で、男が男性の家族を精神的に支配していたとみられることが分かりました。 記者リポート 「今、村上有容疑者が出てきました。車に乗り込んでいきます」 横浜市の村上有容疑者(46)と兄夫婦、それに10代男性の両親やきょうだいらあわせて7人は共謀し、先月6日から8日にかけ、男性を男性の姉の家に監禁して全裸で就寝させるなどした疑いが持たれています。村上容疑者の母親が取材に答えました。 村上容疑者の母親 「ちょっとこれ本当に、嘘だそんな話。だって監禁なんて、どうやってできんの?でたらめばっか言っている。一方的な話じゃないですか。それがね、それで、それが本当に立件できて。向こうから言われて、親のあれ(頼み)ですよ。(被害者は)まだ20歳過ぎてなかったんだから」 男性の父親は、警察に対し「素行が悪い息子を更生するため、村上容疑者に預けていた」と供述。警察によりますと、男性は村上容疑者のもとで住み込みで働き、去年12月に逃げ出して奈良に滞在したものの先月、父親に居場所を突き止められたということです。 さらに父親が警察に対し「数年前に、息子の姉の更生を助けてもらった。会社を立て直してもらった」と話していることが、新たに分かりました。また、村上容疑者との関係について「有先生にお伺いを立てないといけない」と説明していることも判明。 警察は、父親が会社経営や子どもの更生をめぐって「神の取次者」を自称する村上容疑者に心酔し、村上容疑者が男性の家族を精神的に支配していたとみています。