有村架純、黒木華、南沙良が共演した映画「マジカル・シークレット・ツアー」が、本日6月19日に公開を迎えた。このほど「こんな有村架純、見たことない」と呟きたくなるような場面写真、本編映像が披露された。 本作は、主婦たちが“金の密輸”に手を染めて逮捕されたという実際の事件に着想を得たオリジナル作品。夫の横領と解雇を知り、突然借金を背負った二児の母・和歌子(有村)、奨学金の返済に追われる借金600万円の研究員・清恵(黒木)、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由(南)。犯罪とは無縁そうに見える3人が偶然出会い、“金の密輸”の闇バイトを通して、絆を深めていく姿を描く。監督は「ミセス・ノイズィ」「佐藤さんと佐藤さん」の天野千尋が務めている。 場面写真は、有村演じる二児の母・和歌子が「金密輸」に手を染める、スリリングなシーンを集めたもの。密輸した金塊を換金する和歌子は、目を光らせて札束と金塊をチェック。その姿からは、自信と慣れが感じられ、すっかり“密輸犯”の顔だ。さらに、壁をよじのぼり、脱獄犯さながらに逃走する様子、ソファの上で金塊を愛おしそうに見つめる姿、税関でスーツケースを開き堂々と職員と対峙する光景も。かつては夫や家族の顔色をうかがいながら生きてきた平凡な主婦の面影は、もはやどこにもない。スリルと成功体験に背中を押され、犯罪に手を染めていく凛々しくも“悪い顔”に仕上がっていく。 本編映像は、夫・高志の元上司である田ノ上(斎藤工)の高級車を奪い逃走している様子を活写。一本の電話をきっかけに、高志、田ノ上ほか、親戚一同が会する葬儀の場で、金の密輸をしていることがバレてしまい責め立てられる和歌子。幼いころから自分の話に耳を傾けてくれなかった家族や親戚たち、さらには密輸のきっかけとなる横領・解雇を棚に上げて正論をぶつけてくる夫・高志に、思わずブチ切れ――ついに和歌子の胸の内に溜め込んでいた本音をぶちまける。 家から飛び出した和歌子は外に停めてあった田ノ上の高級車を奪い車内に立てこもる。車を急発進させ、高志や田ノ上を振り切り走り出す。今までずっと言えなかった本音を吐き出して吹っ切れたのか、「うぉーーーーー!」と叫びながら田舎道を猛スピードで爆走する和歌子。その姿は、自らの人生を取り戻そうと堂々と前に突き進んでいく”覚醒した和歌子“そのものだ。