オランダサッカー協会(KNVB)は13日、審判員のロブ・ディペリンクさんが亡くなったことを公表し、「衝撃を受け、深い悲しみに暮れています」と声明を発表した。38歳だった。 ディペリンクさんはもともと北中米ワールドカップのVAR担当に選出されていたなか、大会前の4月にロンドンで未成年男子に対する性的暴行などの容疑で逮捕された。それでも不起訴処分となり、KNVBも「入手可能なすべての情報に基づき、国内大会の試合で彼を任命しない理由はないと判断した」と伝えて今後も審判割り当てを続けていく方針を表明していた。 だが、W杯担当リストから除外されて大会には参加できないことが決定。ディペリンクさんはオランダメディア『テレグラフ』を通じて「不当な告発を受けたことは非常に悲しい」と伝え、「嫌疑は晴らされ、警察による適切かつ徹底的な捜査を経て2週間以内に事件は不起訴となった。KNVBから受けた支援とこの件に対処した姿勢には感謝している。FIFAが私のW杯担当を取りやめる決定を下したことは残念であり、当然ながら失望している」とコメントしていた。 KNVBはディペリンクさんの訃報に接して「ロブを失うことは我々にとって高い評価を得ていた審判員を失うことだが、何よりも親しみやすく献身的な同僚を失うことを意味します。彼の家族、友人、彼を大切に思っていたすべての方々に心からお悔やみ申し上げます」と伝えた。死因は明らかにされていない。