岡本公三容疑者死去 ロッド空港乱射の日本赤軍メンバー、78歳 レバノン

【カイロ時事】1972年にイスラエルのロッド空港(現ベングリオン空港)で起きた乱射事件の実行犯で、レバノンに亡命中だった日本赤軍メンバーの岡本公三容疑者=国際手配中=が23日、首都ベイルート南郊で死去した。 78歳だった。同容疑者を保護してきたパレスチナ解放人民戦線(PFLP)が発表した。 47年熊本県出まれ。死因は明らかにされていない。電話取材に応じたPFLP幹部は23日正午(日本時間同日午後6時)ごろ死亡したと明らかにし、「高齢で体調を崩していた」と語った。首都周辺で埋葬されるという。 PFLPは声明で「パレスチナの大義のために多大な犠牲を払った闘士を悼む」と述べた。 ロッド空港事件では100人前後が死傷。実行犯は岡本容疑者ら日本人3人で、うち2人は現場で死亡した。同容疑者はイスラエルで逮捕され、終身刑で収監された。85年にパレスチナ過激派との捕虜交換で釈放され、政治亡命者としてレバノンで生活してきた。 イスラエルを敵視するパレスチナ人やレバノン人らの間で、岡本容疑者は英雄視されてきた。PFLPはロッド空港事件で日本赤軍と共闘関係にあり、亡命後は同容疑者の生活を支えた。

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