「ニセ警察詐欺」で山形県内の女性2人が計1300万円の被害

警察官などを装って金銭を要求する「ニセ警察詐欺」で7月、山形県内の女性2人が合わせておよそ1300万円をだまし取られる被害に遭いました。 警察によりますと、山辺町の60代の女性はことし6月中旬、郵便局の職員を名乗る男から電話で「未配達の荷物を警察に届ける」などと告げられました。その後まもなく、警察官の「フルカワ」を名乗る男から「あなたの荷物の中から、逮捕している犯人に関する物が見つかった。犯人と無関係であることを証明するために紙幣番号を調査する必要がある」と電話がありました。女性はフルカワの指示に従い、ネットバンクの口座を2つ開設し、7月4日、指定された口座に現金1000万円を振り込んでだまし取られたということです。 一方、鶴岡市の80代の女性はことし6月下旬、NTTをかたる自動音声の電話を受け、職員を名乗る男から「携帯電話の未払いの料金があるため、警察につなぎます」と告げられ電話を転送されました。そして、鹿児島県警察の緊急指令センターの「アダチ」を名乗る男から、「あなたの口座は暴力団が使っているものだと分かった。あなたが事件に関与しているか捜査する」と言われました。その後、女性はメッセージアプリの「Signal」を使ったビデオ通話で「身の潔白を証明するために口座にあるお金の札番号を調べる必要がある」と言われ、口座から現金を複数回引き出しました。7月16日、アダチからの指示で郵便受けに現金310万円を入れたところ、その日のうちに現金がなくなっていたということです。 警察は「警察官が捜査の名目で金銭を要求することはない」とした上で、お金の話が出たら電話を切り、家族や警察に相談するよう呼びかけています。

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