3月に行われた長崎県諫早市長選挙に出馬し落選した男が、兄の脇腹を蹴って肋骨を折る大けがをさせたとして、17日、傷害の容疑で再逮捕されました。 逮捕されたのは諫早市多良見町に住む自称・政治団体党首の男(51)です。 警察によりますと、男は3月11日午後8時頃、医師の兄(54)の自宅を訪れた際に兄の脇腹を1回蹴って左の肋骨を折る大けが(全治1か月)をさせた疑いがもたれています。 男は3月27日に同じ兄の顔を2発ほど殴ったとして暴行の疑いで現行犯逮捕されていて、警察は取り調べの中で今回の事件についても犯行が明らかになったとして、17日、男を傷害の疑いで再逮捕しました。 調べに対し、男は容疑を大筋で認めているものの、内容については「話したくない」と答えているということです。 男は3月に行われた諫早市長選に立候補し、落選していました。