“1匹2万円"を数千匹 天然記念物のオカヤドカリ所持疑い 中国人送検

国の天然記念物のオカヤドカリ数千匹を所持したとして逮捕された中国籍の男の身柄が鹿児島地検名瀬支部に送られました。 文化財保護法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍で職業不詳の男3人で、8日これまでに郭嘉威容疑者の身柄が鹿児島地検名瀬支部に送られました。 奄美警察署によりますと、3人は共謀し、奄美市内の宿泊施設などで国の許可を受けずに天然記念物のオカヤドカリ数千匹、あわせて160キロを所持した疑いです。 6日、宿泊施設から環境省に「中国人から預かっているスーツケースからゴソゴソと音が聞こえる」と通報があり発覚しました。 1人は「奄美大島の海岸でとった」などと話しているということですが、警察は、3人が容疑を認めているかどうかについて、「捜査に支障がある」として明らかにしていません。 専門の業者によるとオカヤドカリは1匹2万円で取引されることもあるということです。 警察が動機などを調べています。

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