新潟市中央区の萬代橋などに落書きをした疑いで逮捕されていた19歳の男2人について、新潟地検はいずれも家庭裁判所送致とする処分を発表しました。 新潟市の萬代橋などでは、「25」という数字に見える落書きが相次いで見つかっていました。4月、文化財保護法違反の疑いで逮捕・送検された神奈川県相模原市の無職の男(19)と専門学校生の男(19)は、萬代橋とその周辺の落書きについて容疑を認めていました。 新潟地検は、5月14日付で無職の男(19)を文化財保護法違反などの疑いで新潟家庭裁判所に送致しました。専門学校生の男(19)は、萬代橋本体に落書きをした文化財保護法違反の疑いについては証拠不十分で不起訴となりましたが、近くの広場に落書きをした器物損壊の疑いなどで家庭裁判所送致となりました。 新潟家庭裁判所は、2人を少年鑑別所に送る観護措置を決定。事件の管轄は横浜家庭裁判所相模原支部に移り、検察に逆送するかなどの処分が検討されます。