吉川市ドラム缶死体遺棄事件 夫を殺人容疑で再逮捕/埼玉県

5月ドラム缶に妻の遺体を遺棄したとして死体遺棄の疑いで逮捕された夫を県警は11日、殺人の疑いで再逮捕しました。 殺人の疑いで再逮捕されたのは、住居不定・無職の保谷仁容疑者(51)です。 保谷容疑者は、2011年7月17日、一緒に住んでいたアパートで妻の美治さん(当時39)の頭部を凶器で複数回殴り殺害した疑いが持たれています。 調べに対し、保谷容疑者は容疑を認めていて、動機について「妻に対する愛情を抱いていたが口論が絶えず、もう終わりにしたい、妻が消えていなくなってほしいと思った」と供述しているということです。 県警は10日、現場となったアパートを現場検証しました。 県警によりますと死因は、頭蓋骨骨折を伴う頭蓋内損傷ということで保谷容疑者の供述などから凶器は工具類とみて調べています。 保谷容疑者は美治さんを殺害後、契約した所沢市のトランクルームに、遺体をドラム缶の中に入れて隠していましたが当時、保谷容疑者は周囲に対して、美治さんの失踪を装っていたということです。 事件は、今年4月、吉川市のリサイクル会社で回収してきたドラム缶から女性の遺体が見つかったものです。 県警は、ドラム缶を回収した所沢市のトランクルームを契約していた保谷容疑者を4月に道路運送車両法違反で逮捕し、5月に死体遺棄の疑いで再逮捕していました。

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