京都府警名乗りビデオ通話でニセの警察手帳「無実の証明」松山の60代女性が815万円詐欺被害【愛媛】

京都府警の警察官を名乗る男らからビデオ通話でニセの警察手帳を見せられ、愛媛県松山市の女性が無実の証明を口実に815万円をだまし取られました。警察は被害届を24日に受け、特殊詐欺事件として捜査を進めています。 被害にあったは松山市のパート従業員の女性(60代)です。 警察によりますと女性は6月18日と19日、京都府警の警察官を名乗る男から電話がかかり、「逮捕した者の所持品からあなた名義のキャッシュカードが出てきた」などとウソを言われました。 そして誘導されたSNSのビデオ通話でニセの警察手帳を見せられたあと、検察官を装う男からも連絡があり、「口座が詐欺に使われている」と言われ、無実の証明を口実にされて、金融機関から指定された口座に現金815万円を振り込みだまし取られました。 女性は男らと連絡が取れなくなったため不審に思い警察に相談。だまされたことが分かりました。 警察はSNSで連絡したり、ビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せたりすることはないと注意を呼びかけています。

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