俳優谷原章介(52)が1日、メインキャスターを務めるフジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。教員による性犯罪が続いていることを受け、その対策について私見を述べた。 番組は、女子児童へのわいせつ未遂により広島の小学校教師が逮捕された事件や、福岡の高校教師が女子生徒を盗撮したとして逮捕された事件をピックアップ。子供と接する仕事に就く人の性犯罪歴を確認する制度で、来年12月から運用開始予定の「日本版DBS」についても紹介した。 教員による性犯罪が立て続けに報じられた。谷原は「ものを作る立場の人間として言いづらいことでもあるんですけど。基本、僕は表現の自由は守られるべきだと思うんです」とした上で、「ただ日本は諸外国と比べてロリータのような、(子供を)性的な対象にしているような作品、アニメや漫画だったり…。ああいうものが、もともとは全然興味がなかった人に『あれ? いいかも』と思わせる機会を作っている面があるのかもしれない」と私見を語った。 また「基本、規制したくはない方ではあるんですけど、日本の子供を主人公にしたような性的な漫画やアニメが多すぎるんじゃないかと思う」と私見を話した。 コメンテーターの鈴木おさむ氏は「最近ビックリしたのがアプリで。写真を2枚入れると、その人がキスするAIの動画が作れる。それが普通に広告で流れてくる」と驚いた様子。続けて「何で小児性愛が増えるのかとか、そういうことに対しての厳罰も大事だけど、数年後を防ぐためのカルチャーの取り締まりがもうちょっとあってもいいのかな」と語ると、谷原も「初犯をいかに防ぐかがとっても大事だと思う。その種を植えないようにする」と訴えていた。