福島県喜多方市で、酒気帯び運転をした疑いで、83歳の男が現行犯逮捕されました。 1日、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、柳津町柳津の無職の男(83)です。 警察によりますと、男は1日午後1時前、喜多方市慶徳町で、酒気を帯びた状態で軽貨物自動車を運転した疑いが持たれています。 男は、十字路交差点で出会い頭の衝突事故を起こし、現場に駆け付けた警察官が、男から酒の臭いがしたため検査したところ、男の酒気帯び運転が発覚しました。男は容疑を認めているということで、警察が飲酒した時間や経緯について、捜査しています。 この事故によるけが人はいませんでした。現場は信号機のない交差点で、男の側に一時停止の規制があり、警察が、事故の原因についても調べています。 ◇福島県内では今年1月22日、JR郡山駅前で、大阪から来た受験生の女性が飲酒運転の車にはねられ死亡する事故があり、県警が毎月、事故が起きた22日に取締りを強化するなど、飲酒運転根絶へ向けた取り組みが行われています。しかし、郡山市の事故以降も、飲酒運転は後を絶ちません。