「THC(ティーエイチシー)」と呼ばれる大麻の成分を含む液体およそ5キロを、タイから密輸したとして37歳の男が逮捕されました。取り調べに対し、「タイで女性からスーツケースを預かったが、麻薬だと思っていなかった」などと容疑を否認しています。 RKB 北村可奈記者 「押収された麻薬です。液体を蜂蜜の容器に入れお菓子と一緒にスーツケースの中に隠したということです」 麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京都江東区の自称会社員前澤宇生留容疑者(37)です。 前澤容疑者は6月30日営利目的で「THC」と呼ばれる大麻の成分を含む液体およそ5キロをスーツケースに隠してタイから密輸した疑いが持たれています。 税関によりますと、「THC」を含む液体の押収量としては福岡県内で過去最多だということです。 取り調べに対し前澤容疑者は、「タイで女性からスーツケースを預かったが、麻薬だと思っていなかった」などと容疑を否認しています。