夫から自分を殺すよう頼まれ、自宅のマンションでヘリウムガスなどを使って殺害したとして、松山地検はきょう38歳の妻を起訴しました。 嘱託殺人の罪で起訴されたのは、松山市の無職 織田由佳被告(38)です。 起訴状などによりますと、織田被告は同居する35歳の夫から殺すよう頼まれ、先月30日自宅のマンションで夫の頭にナイロン袋をかぶせるなどしたうえで、中をヘリウムガスで満たし、窒息死させたとされています。 翌日の午前2時過ぎ、織田被告は自ら消防に通報して夫の遺体が発見され警察は、嘱託殺人未遂の容疑で逮捕・送検していました。 ナイロン袋は夫の首元で、ゴムバンドを使って固定されていたということです。 検察は織田被告の認否を明らかにしていませんが、警察の調べに対しては容疑を認めていたということです。