田川市の自宅で、義理の妹を桶で複数回殴るなどの暴行を加え、けがをさせたとして土木業を営む53歳の男が逮捕されました。 男はこれまでに従業員にも暴行を繰り返していたとみて、警察が調べを進めています。 警察によりますと田川市の土木業経営、村坂郁夫容疑者(53)は去年5月、田川市の自宅で、同居する31歳の義理の妹の額をプラスチック製の桶で複数回殴り、全治19日のけがをさせた疑いがもたれています。 村坂容疑者は「過去に何度か暴力をふるってけがをさせたことがあるが、今回の件ははっきりとは思い出せない」と容疑を否認しています。 村坂容疑者の周囲では、従業員の40代男性が何者かに顔などを殴られけがをする事件が起きていて、男性はその後、病死しています。 警察は村坂容疑者がこの従業員に対しても暴行を繰り返していたとみて、関連についても捜査しています。