24日夜、北海道小樽市で、けんかを仲裁しようとした男子高校生の首を腕で押しのける暴行を加えたとして、自称53歳の男が現行犯逮捕されました。 暴行の疑いで逮捕されたのは、すべて自称の小樽市住む無職の男(53)です。 男は、24日午後7時半ごろ、小樽市色内2丁目の歩道で、男子高校生(18)の首を右腕で押しのける暴行を加えた疑いがもたれています。 被害にあった男子高校生の友人が「高齢男女のけんかを仲裁したら暴行を加えられた」と警察に通報し、駆けつけた警察がその場で男を逮捕しました。 警察によりますと、男は交際相手の女性とその姉の3人で犬の散歩をしていた際、交際相手が飼っている犬のしつけについて、口論になりました。 そこに通りかかった男子高校生がけんかの仲裁に入ったところ、男が男子高校生に暴行を加えたということです。 男は当時酒を飲んでいる状態でした。 警察の調べに対し、無職の男(53)は「やったことは認めるが、逮捕されることには納得していない」と容疑を認めていて、動機については「動物虐待なのではと因縁をつけてきた」「長時間進路を妨害してきた」「払いのけただけだ」などと話しているということです。 警察が事件の詳しいいきさつを調べています。