ソウル・景福宮の壁に落書き 指示した男に懲役8年=韓国高裁

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル高裁は25日、通信アプリで知り合った高校生に指示して朝鮮王朝時代の王宮・景福宮の外壁に落書きをさせたとして文化財保護法違反などの罪に問われた30代の男に懲役8年、追徴金約1億9800万ウォン(約2100万円)などの判決を言い渡した。 被告は2023年12月に景福宮の外壁に落書きさせた事件の一審で懲役7年、自身が運営する違法動画共有サイトに違法賭博サイトのバナーを掲載して得た収益を隠匿した事件の一審で懲役1年を言い渡されており、二審は二つの裁判を併合して審理した。 また、同高裁は男から金を受け取り、景福宮とソウル警察庁の外壁に違法動画共有サイトの名前を落書きした罪で在宅起訴された高校生に一審と同じ1年6か月以上2年以下の不定期刑を言い渡した。 男は運営していた違法動画共有サイトの利用者を増やし、バナー広告の単価を上げるために犯行を計画。通信アプリ「テレグラム」で知り合った高校生らに犯行を指示した罪で昨年6月に起訴された。

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