新潟市西蒲区の農道で互いにあおり運転をして衝突事故を起こし、相手にケガをさせたとして、それぞれの車を運転していた男2人が逮捕されました。 危険運転致傷の疑いで逮捕されたのは、新潟市西蒲区の会社役員、佐野雄一容疑者と新潟市西蒲区の会社員、阿部俊介容疑者です。 警察によりますと、ことし4月、新潟市西蒲区の広域農道で、佐野容疑者が運転する軽自動車が、阿部容疑者が運転する普通乗用車を追い越そうとしました。 阿部容疑者が追い越されないようにスピードを上げるなどしたほか、佐野容疑者の軽自動車が追い越したところで、急ブレーキをかけるなど、2台の車は制限速度60キロを上回るスピードで走行しました。 互いにあおり運転をした末に、普通乗用車が2度追突…軽自動車が道路脇の電柱にぶつかり、互いにケガをさせたとして、ともに危険運転致傷の疑いが持たれています。 この事故で軽自動車を運転していた佐野容疑者が首や腰のねんざなど全治1か月のケガ。 普通乗用車を運転していた阿部容疑者が指の打撲などの軽いケガをしました。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 警察によりますと、あおり運転で双方を逮捕したのは県内では初めてということです。