北海道内で中国人観光客相手に白タク行為をしたとして、中国籍の男2人が道路運送法違反(有償運送)の疑いで逮捕されまた。 逮捕されたのは、いずれも中国籍で、苫小牧市に住む37歳のアルバイト従業員の男と、札幌市中央区に住む34歳の会社員の男の2人です。 男らは2024年8月3日、運送会社に所属していないにも関わらず自家用車を使い、洞爺湖町のホテルから新千歳空港まで中国人観光客3人を乗車させ運送した疑いがもたれています。 男らが客を空港に送り届けたところを警察官が目撃し白タク行為の疑いがあるとして職務質問。スマホの中身を確認した結果、白タク行為の疑いが強まりましたが、中国製のアプリなどを使用していたため、逮捕まで1年近く時間がかかりました。 警察によりますと、男らはSNSを使って利用客を募っていたということです。 洞爺湖町から新千歳空港までタクシーを利用すると通常4万円ほどの運賃がかかりますが、男らが受け取っていた報酬の詳しい金額はわかっていません。 調べに対し男らは「お金をもらっていません」「言いたくありません」と話し、容疑を否認しているということです。 警察は余罪があるとみてさらに詳しく調べています。