4人組ダンス&ボーカルグループ、OWV(オウブ)が28日、大阪・関西万博会場に吉本興業ホールディングスが出展するパビリオン「よしもとwaraii myraii館」で開催中の「海と海の生き物のアシタ~使用済み漁網アップサイクルステージ~」に登場した。 OWVは廃棄衣料品を再生したリサイクルTシャツをデザイン、販売するなどSDGsに取り組んできた。今回、初めて万博会場でサステナブルについて訴え、イベントの最後には楽曲「Summer Days」も披露した。 中川勝就は「サステナブルアイドル=“サスドル”という肩書で音楽を軸にした活動をしてきた。またここで新たな1つのステージとしてできたことがうれしい」。佐野文哉は「サステナブルと音楽のアプローチをやってきて、万博が始まってお声がけいただけたのは、やってきたことが実を結んだ気がして間違ってなかったと思えた」とこれまでの成果を誇った。 佐野と言えば、TBS「オールスター感謝祭」での走りが有名だが、全長2キロの万博会場の大屋根リングに「走りたくなりました」。 暑さを避けるため、毎日深夜に20キロの“ガチダッシュ”のランニングをしており、8月だけですでに400キロを走破。「職質との勝負です」と苦笑いするが、「先日、20キロランの後に、おまわりさんが犯人をチェイスしてて。僕がそれを追いかけて捕まえました。『逃げんな、こらぁ』って、おまわりさん2人が追いかけてて、見たら紙袋を持った人が逃げていた。その環境でランニングウエアにシューズ…僕が一番速い環境で僕が行くしかないな、と。本業が何か分からなくなってます」。 まさかの“社会貢献”で、警察から感謝状が贈られそうなものだが、「話を聞いたら、どこどこのって住所が出ちゃうらしいんですよ。家の近所でいつものランニングコースなんでちょっと…」と“自宅バレ”するため、名乗り出ることもなく「侍のように」さっそうと立ち去ったと明かしていた。