米紙ニューヨーク・タイムズ編集主幹の暮らす集合住宅に赤ペンキ ガザ報道を批判か

(CNN) 米紙ニューヨーク・タイムズの編集主幹ジョセフ・カーン氏が居住するグリニッチ・ビレッジの集合住宅が29日未明、赤いペンキと落書きで汚された。 赤いペンキは集合住宅の壁や玄関の階段などに付着。階段の下には「ジョー・カーンは嘘(うそ)をつく、ガザは死んでいる」と書かれていた。 同紙はかねて、ガザ紛争の報道をめぐって激しい批判にさらされている。先月にはタイムズスクエアにある本社が赤いペンキと「ニューヨーク・タイムズは嘘をつく、ガザは死んでいる」という同様の落書きをスプレーされる被害に遭った。 ニューヨーク市警はCNNに対し、29日の事件で逮捕者は出ておらず、捜査を継続中だと述べた。 ニューヨーク・タイムズは事件を受け、警察と連携していると述べた。 同紙の広報担当者は「ニューヨーク・タイムズの報道に異議を唱える自由はあるが、破壊行為や個人及びその家族への攻撃は度を越しており、当局と協力して対処していく」と述べた。 カーン氏の自宅前での落書きは、活動家が戦争への抗議として赤いペンキを使い、政治家や新聞社、その他の施設が入っている建物に破壊行為をはたらくという、よくあるパターンに沿ったものだ。 2023年、イスラム組織ハマス主導の10月7日の攻撃とイスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への爆撃が始まってから1カ月後には、複数のデモ参加者が逮捕される事件も起きた。彼らはニューヨーク・タイムズのビルのロビーを占拠して、パレスチナを支持するデモを行っていた。 パレスチナ保健省の最新の発表によると、23年の紛争開始以来、ガザ地区での死者は6万3025人に達し、負傷者は15万9490人に上っている。

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