麻薬取締法違反の疑いで逮捕された清水尋也容疑者(26)が所属する、芸能事務所「オフィス作」の社長で女優の松田美由紀が気丈に振る舞っているという。 同事務所は、故松田優作さんの功績を後世に伝えるために1998年に妻の美由紀が設立した。優作さんの長男・松田龍平、次男・翔太、長女・ゆう姫も所属。近年、所属タレントも増える中、頭角を現していたのが清水容疑者だった。 映画にも「東京リベンジャーズ」シリーズや「リボルバー・リリー」などコンスタントに出演し、昨年は「オアシス」で高杉真宙とダブル主演。テレビドラマでもNHK朝ドラ「おかえりモネ」や「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)、そして現在放送中の日曜劇場「19番目のカルテ」(同)にも出演しており、若手成長株の一人だった。芸能プロ関係者の話。 「清水にはオファーが続いており、事務所内でも相当期待されていました。それだけに美由紀さんのショックは大きいようです。ただ、周囲にはつらそうな顔は見せずに、気丈に仕事をこなしています」 実際、事務所が発表した謝罪コメントには「今回の件を今朝のニュース速報で初めて知り、大変困惑しております」とつづられており、まったくの寝耳に水だったことがうかがえる。 「美由紀さんは『これからいろいろなところにお詫びして回らないといけない』とも話しているようです」(同) これまでの警察の取り調べに対し、「日本では4~5年前から(大麻を)使い始めた。月に数回のペースで吸っていた」と供述している清水容疑者。失った代償は大きそうだ。