高収益偽装し2000億ウォン詐取…韓国・牛肉フランチャイズ店舗前に被害者の怒りの張り紙

【09月12日 KOREA WAVE】有名芸能人を広告に起用し虚偽の情報で投資者を募り、約2000億ウォンをだまし取ったとされる韓国の牛肉フランチャイズ「漢陽火炉」の店舗前に、被害者が書いたとみられる張り紙が貼られ、注目を集めている。 オンラインコミュニティに9月9日共有された写真には、2022年ごろ「高収益を保証する」として不特定多数から投資金を集め、返金しなかったとして告発されている同社代表らを非難する内容が記されていた。 張り紙には「1級コイン詐欺師○○○、30%の利益を与えると偽って年配者を勧誘し、自分の懐を肥やした人間のくず。親や兄弟もいないのか。数か月で300%の利益を約束すると言って高齢者をだました」と糾弾する文言が並んだ。 ソウル江南警察署によれば、「漢陽火炉」を運営する社長と副社長ら3人が9月1日、詐欺容疑で逮捕された。 社長らは「カナダから最高級牛肉を安く輸入し利益を出せる」と偽り、投資金の毎月10%を利息として支払い、10カ月後には元本を返済すると約束して投資者を募集していた。しかし実際には投資直後の1〜2カ月のみ約束した利息を支払っただけで、その後は利息も元本も支払わなかった。 被害者は350人以上に上り、被害総額は約2000億ウォンに達することが判明している。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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