「自ら学ぶ精神を胸に全力で」 山形県警察学校の卒業式 40人が警察署に配属

山形県警察学校の卒業式が24日天童市で開かれ、40人が警察官としての新たな一歩を踏み出しました。 卒業を迎えたのは、県警察学校の初任科短期課程で、6か月間にわたって警察官としての教養や逮捕術などを学んだ22歳から27歳までの男女あわせて40人です。 式では、桃井義典学校長から卒業生代表に卒業証書が手渡されたあと、水庭誠一郎県警本部長が「困難な業務にもひるむことなく、誇りと使命感を持って全力で職務にまい進してほしい」と訓示を述べました。これに対し、酒田警察署に配属された横尾岳春巡査が答辞で次のように述べました。 酒田署に配属(東根市出身)横尾岳春巡査「私たちはただ今から本校を後にしてそれぞれの赴任地に向かいます。警察学校で培った自ら学ぶ精神を胸に全力で挑んでいく覚悟でありますので今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします」 米沢署に配属渡辺拓真巡査(中山町出身)「卒業にうれしい気持ちもあり寂しい気持ちもある。警察官としてこれから様々な壁にぶち当たると思うが下を向かず、まっすぐ前を向いて頑張りたい」 酒田署に配属・内山満月巡査(米沢市出身)「幼い頃から白バイ隊員に憧れを持っていた。交通警察になりたいと思ったのが警察官を志したきっかけ。半年間という短い期間の中で数多くのことを学び、得ることも多く、失敗することも多くあったが、本日無事卒業することができよかった」 40人の卒業生たちは午後には県内11の警察署に配属され、早速、警察官としてのスタートを切りました。

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