先月30日夜、東京・町田市で76歳の女性が自宅マンションの外階段で男に包丁で刺される事件があり、女性はその後死亡しました。逮捕された男は「誰でもいいから殺そうと思った」などと供述しているということです。 警視庁によりますと、先月30日午後7時すぎ、町田市中町のマンションで「家族が何者かに腹部を複数回刺されている」と110番通報がありました。 マンションの外階段で、住人の秋江千津子さん76歳が腹を包丁で刺されていて病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されたということです。 目撃者 「女性の声で助けてくれと。助けてくれーっていう思い切り大きい声だった」 「(家族とみられる人が)お母さんお母さんって呼んでた」 警視庁は、現場にいた町田市の職業不詳・桑野浩太容疑者40歳を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、血の付いた包丁を押収しました。 桑野容疑者は秋江さんとは面識がなかったとみられ、調べに対し、「今の生活が嫌になった」「誰でもいいから殺そうと思った」などと話し、容疑を認めているということです。 警視庁が当時の状況を詳しく調べています。