有村架純、撮影中の逃走シーンでスライディング転倒「30過ぎて急に全力疾走って危ない」と苦笑い

俳優の有村架純、南沙良、塩野瑛久、青木柚、天野千尋監督が、6月2日、都内で開催された映画「マジカル・シークレット・ツアー」(6月19日[金]公開)のジャパンプレミアに登壇。トークセッションでは撮影時のアクシデントや今年始めたことを明かし、観客を楽しませた。 ■主婦3人が金の密輸を行った実際の事件をモチーフに映画化 有村主演の本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕されたという実際の事件に着想を得たオリジナルストーリー。 二児の母・和歌子(有村)、借金を抱えた研究者・清恵(黒木華)、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由(南)という、一見、犯罪とは無縁そうに見えるものの、実はそれぞれに事情を抱えた3人が偶然出会い、金の密輸という秘密によって絆を深め、人生をやり直すリベンジゲームが展開する。 塩野は会社の金を横領し、解雇されたことを隠している和歌子の夫・高志役。青木は清恵の後輩研究員・椎名役を演じる。 ■青木柚「黒木さんに“ゆずゆず”と呼んでもらえてうれしかった」 5人は金の密輸にちなみ、ワンポイントで“金”をあしらった衣装でステージに登場。有村は黒のドレスにゴールドのヒールという落ち着いた雰囲気で、南はゴールドのアクセサリーを飾ったかわいらしいツーピースでステージを華やかに彩った。 シンガポールで撮影をしてきた有村と南は、「暑かったね」と顔を見合わせて、「でも、現地のスタッフさんも同じ熱量を持って撮影に協力してくださって。冷たい飲み物を用意してくださったり、そういう心遣いもあって無事に乗り越えられました」と振り返る。 また、青木は今日のステージには来られなかった黒木に触れ、「黒木さんに“ゆずゆず”と呼んでもらえてうれしかったですね」と、ニックネームを付けてもらえたことを喜ぶ。 有村との夫婦役になった塩野は、「僕が入院して眠っているシーンがあるんですけど、有村さんにバシバシ叩かれて痛かったですね。ピクリともしちゃいけいのに、意外に強くて(笑)」と笑いを誘っていた。 有村と南は今回が初共演。有村は南の印象について、「読書が好きと言って、言葉をいっぱい持っていらっしゃる方。それをあけっぴろげにするんじゃなくて、大切にしたいものは自分の中にしまっていて。それが役に生きていってる感じがして、魅力的。奥ゆかしい役者さんだなって思いました」と語り、現場では南からフォトエッセーをもらったことを明かす。 「そこに書かれている言葉もすごい素敵。沙良ちゃんが持っている言葉って、すごい素敵だなと思います」と伝えると、南は「書いてよかったです」と照れながらも笑みを浮かべていた。 ■有村が逃走シーンでスライディング転倒「30過ぎて急に全力疾走って危ない」 驚きの実話をモチーフにした本作にちなみ、“最近あった驚く実話”を求められると、有村は「あれ、驚いたよね」と監督からのパスを受け、「シンガポールの街の中を全力疾走で逃走するシーンがあるんですけど、こけました。ダイナミックに。ズボンの裾を踏んでしまって、そのままスライディングしました」と転倒事件を告白。「30過ぎて急に全力疾走って危ない。足がもつれちゃって」と苦笑い。 また、南は「最近、悪夢を見るんです。その夢の中で目が覚めるんですけど、何回起きても夢の中、みたいな。すっごい怖くて。本当に目が覚めたときに、ありえないぐらい汗でビショビショだったんですよ」と怖い話を披露し、周囲を驚かせた。 ■4人が最近始めた初めてのこと 有村は初めての母親役、南も初めての妊婦役など、キャストにとって初めてのことが多かった本作。それにちなみ、最近、初めてチャレンジしたことが話題に。 有村は悩みながら、「ある脚本家さんの作品に参加させていただいたんですけど、そのときがもう緊張しすぎて。その脚本家さんの世界観に自分がちゃんと溶け込めるのかっていう。その初めての感じは、ちょっとまた別の緊張があった気がします」と回顧。 南は「ずっと自動車の免許を取りたかったんですけど、満を持して通っています。今ちょうど半分くらい。順調です。楽しいですね」と笑顔で話し、塩野は「僕は落語と声優に挑戦をしました」と、今春クールのテレビアニメ「あかね噺」(テレビ朝日系ほか)で天才落語家役を演じていることを挙げる。 そして、青木が「初めて自分のお金で自転車を買いました」と話すと、塩野が「僕最近困ってるんですよ。車道側を通ってくれる人がなかなかいなくて」と自転車のルールで反応。4月から厳しくなっているが、「個人的にはもうちょっと厳しくしてほしい」と注文を付けると、青木は「僕は絶対にルール守って最高に楽しいサイクリングをします!」と宣言で応えた。 最後に有村から、「本当に面白い映画ができたと思っております。一見、社会問題といったところに着目しているのでシリアスな作品かなと思いきや、みんなが一生懸命であるがゆえにちょっと滑稽で、クスッと笑えるようなとても見やすい映画になっています。ぜひ『マジカル・シークレット・ツアー』で楽しい旅をお過ごしください」とメッセージを送った。 ◆取材・文=鈴木康道

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