東京・港区のマンションの解体工事現場に侵入し、銅線などおよそ55万円相当を盗んだとして、ベトナム国籍の男が逮捕されました。 窃盗などの疑いで逮捕されたのは、自称・解体工でベトナム国籍のトゥオン・テ・バイ容疑者(35)です。 トゥオン容疑者は去年10月、港区白金のマンションの解体工事現場に侵入し、銅線50キログラムと電動工具など、あわせておよそ55万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 捜査関係者によりますと、この事件ですでに起訴されているベトナム国籍の男(31)が持っていた携帯電話の解析を進めた結果、トゥオン容疑者の関与が浮上。また、現場に残されていたたばこの吸い殻のDNA型が、トゥオン容疑者のものと一致していたことから逮捕に至りました。 取り調べに対し、トゥオン容疑者は「なにも覚えていない」と供述しているということです。