岩沼市 女性保育士の遺体を遺棄した疑いの男 殺人の疑いで逮捕状請求 17日にも再逮捕へ〈宮城〉

4月、宮城県岩沼市の海岸で保育士の女性の遺体が見つかった事件で、警察は死体遺棄の疑いで逮捕した21歳の男について、殺人の疑いで5月16日、逮捕状を請求し、17日、再逮捕する方針を固めました。 この事件は4月13日、岩沼市の海岸で太白区の保育士・行仕由佳さん(35)が胸などを刺されて殺害されているのが見つかったものです。 警察は4月26日、岩沼市の職業不詳・佐藤蓮真容疑者(21)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、佐藤容疑者が行仕さんを殺害した疑いが強まったとして、警察は16日、殺人の疑いで逮捕状を請求し、勾留期限の17日にも再逮捕する方針です。 警察のこれまでの調べで、佐藤容疑者は遺体発見の前日の午後7時ごろ、行仕さんと複数回電話をし、行仕さんの自宅近くを車で訪れていたことが分かっています。その後、海岸近くの防犯カメラには、佐藤容疑者が1人で車を運転する姿が映っていたということです。 また、現場からは行仕さんの財布などが見つかっておらず、警察は佐藤容疑者が持ち去った可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めています。

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